光回線を提供している通信会社・プロバイダーの種類はいくつかあり、それぞれで特徴も違います。
光回線を利用するなら、どんな会社があるのか、それぞれのプロバイダにどんな特徴があるのか、この点も抑えておきたいところです。

自分に合った会社を見つけて契約できれば、より快適にインターネットを楽しめるようになります。
選択肢の幅が広がったことで迷うことも増えました。
迷わないために必要な知識を身に付けておきましょう。

通信会社系プロバイダ

固定電話サービスや、スマホの取扱など、通信に関連する事業を幅広く展開する大手通信会社が光回線を提供する代表的な存在です。

固定回線のみならず、携帯電話サービスを提供している大企業の為、光回線サービスが始まった当初から提供していたことなどもあり、利用者がとても多いのが特徴でしょう。

現在、光回線を提供している大手通信会社は3社ありますが、この3社でシェアの大半を独占しているような状態です。
利用者が多いというのはそれだけ信頼されているということでもあり、やはり安心感があります。

そもそも光回線を使う前から、固定電話やスマホでこれらの企業を利用している人が多く、そのまま光回線も契約するケースが多いようです。

キャンペーンなどでスマホの利用料が安くなったりすることがあるのも大きいでしょうか。
光回線の利用料そのものは特別高くも安くもないといった印象で、ごくごく一般的な費用に落ち着いています。
いずれにしても迷ったらまずはこの2社に絞る、そうしてもいいくらい堅実な光回線の提供業者です。

通信会社系プロバイダ一覧

具体的な会社名をあげると、下記が挙げられます。

NTT系

・OCN(NTTコミュニケーションズ株式会社)

・ぷらら(株式会社NTTぷらら)

AU系

・auひかり(KDDI株式会社)

・コミュファ光(中部テレコミュニケーション株式会社)

Softbank系

・Softbank BB(ヤフー株式会社)
・Yahoo!BB(ヤフー株式会社)

 

電機メーカー系プロバイダ

大手電機メーカーもインターネット接続サービスを提供するプロバイダ事業を営んでいます。

最近では、これらのブランドの多くが、光回線のプロバイダ事業のみならず、格安スマホを提供するMVNO事業にも進出しており、通信会社系プロバイダと同じようなサービス展開となっています。

また、固定回線(光回線)と格安スマホのセット割引なども提供している為、通信費を抑えたい方にはオススメです。
大手よりも、キャッシュバックに力を入れている印象を受けます。

電気メーカー系プロバイダ一覧

具体的には、下記ブランドが有名でしょう。

・BIGLOBE(NEC)
・@NIFTY(富士通)
・So-net(SONY)

電力会社系プロバイダ

電力会社も光回線の提供を行っています。

電力会社の大きな特徴として、電力との一体化が挙げられます。
電力自由化にともなって、以前ほどのメリットが薄れてきたというのが、電力会社系プロバイダの現状です。

電気代もインターネットの利用料も電力会社に支払う形になるため、支払い時の面倒が減らせます。

光回線の契約をすることでお得になるキャンペーンが実施されていることもあり、お使いの電力会社が光回線も提供しているなら狙い目かもしれません。

支払先が1つにまとまるだけでも大きなメリットになりますので、電力会社も有力な候補の1つです。
まだまだ定着しているとは言えませんが、電力会社を選ぶのも1つの選択肢です。

電力会社系プロバイダ一覧

・HOTCN(北海道電力グループ)

・TEPCOひかり(東京電力グループ)

・eo光(関西電力グループ)

・MEGA EGG(中国電力グループ)

・Pikara(四国電力グループ)

・BBIQ(九州電力グループ)

まとめ

光回線を提供しているプロバイダは意外と多く存在します。
ここ数年で一気に増えた形で、現在は通信会社系プロバイダと電気メーカー系プロバイダが大きなシェアを獲得しています。

複数の選択肢の中から、自分にとってベストな会社を選べるようになりましょう。
そうすればより便利な環境の中でインターネットを楽しめるようになります。

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